Shibata, Tomoaki 柴田智明

 日本画を学んだ画家です。現代美術画廊での個展を中心に活動してきました。カリフォルニアに滞在中です。

              未熟な人間性と作品、早漏により日本に居場所が見つからず。2015年から渡米、国際的な自称アーティストに転向。基本、なんとなくの現代アートファンなのにイスラム国や福島第一原発のことを考え制作しなくてはいけない現代にドロップキック。

              2000年代、東京の美大の日本画学科に在籍するが日本画の神髄が発見できないまま卒業。なんとなくGEISAIに応募、府中の文壇バーで個展を開く活動が卒業一年目だった。 思え返せばそれから10年経った。 2年目から銀座画廊デビュー。以来活動の中心は愛すべき現代美術の貸画廊での個展になった。その後、今までいろいろ経験したかもしれないが内容が薄いので省略します。

              人生最初で最後の女性が横浜の人で、その方の招きで横浜のアートシーンに介入。その大一発目がバンカートの有料のレジデンスだった。その時に武田海さんや寺田忍さんにとても仲良くしていただいた。その年が東北の震災の年だったからもう4年も経った。

              ワッタワンダフルワールドという曲のタイトルを最初はただの皮肉だと思っていましたが、これは実は本心だよなあと最近は考えるようになりました。中国人の友達が古い詩を見せてくれたのですが、寒くて厳しい環境の山に住んでる質素な詩人のもので、そのリアルな悲哀を書いたものでした。それが非常に美しかった。静かで暖かい印象をそのつらい生活を綴った詩から得ました。よく思うのですが本当に美しいものというのは優れた表現そのものに宿るということです、物質的な現実世界には美は存在しません。その点、戦争や公民権運動の時代を生きたルイ・アームストロングはその美しいニュアンスを更に集積し傑作として世に放った偉業の芸術家だと思う。